転職プランを練る

careerup

転職はその動機から二つの種類に分けることができる。

一つはキャリアアップを図りたいと考える「積極型」,もう一つは何らかの理由で職場を移らなければならないという「消極型」である。

「積極型」であれば,たぶんその人はしっかりしたライフプラン(=転職プラン)を持っている人だから,何も心配ないだろう。

問題は「消極型」の人。とくに「今の会社は雰囲気がイヤ」とか「仕事が自分に合わない気がする」といった理由から転職を希望する人が一番心配である。

なぜなら,そうぃった人たちは自分がその職場で能力を発揮できないのは,会社や上司,同僚などが悪いせいであり,自分が今の仕事を好きになれないのは,その仕事自体との適性が合ってないと考えている場合が多いからだ。

一見,正当に思える理由だが,これには大きな落し穴がある。

例えば,人間関係は複数の人間がいて初めて成立するもの。

それが悪化するというのはお互いが同じだけ責任があるということを忘れている。

また,仕事が自分の適性に合っていないという人はもっと救われない。

なぜなら,どんな仕事でも打ち込めば同じように面白いということに気付いていないからだ。

逆に言えば,一つの仕事に打ち込んでみなければ,その面白さなどわからないのである。

洋服じやあるまいし,ちょっと袖を通しただけで合っているかどうかがわかるものではない。

こういう「消極型」転職の人は,次々と転職を繰り返すことが多く,結局はものにならない。

当然キャリアアップにはつながらないのである。

転職のもっとも悪いパターンだと言えるだろう。

しかし,「消極型」の人の転職が絶対に失敗するというわけではない。

ただ,失敗しないようにするには,転職を決意した原因を自分の反省材料にし,次の職場でその反省を生かすという方法しかないだろう。

そのために,まず自分自身をチェックすることから始めてみよう。

(続く)