業種ごとの特徴

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今,転職を考えている人の中には,新卒時につい企業ブランドに走ってしまったり,仕事の中身自体より給料か高く休みの多い企業を選んでしまったような人も少なくないだろう。

その結果,自分と仕事の内容がまったく合わず,面白くなくなってしまうのだ。

やはり,企業を選ぶには仕事の内容を把握してから選びたいもの。

同じ失敗を二度と繰り返さないように,業種別の仕事内容を確認してみよう。

●電機・エレクトロニクス業界

この業界はさらに家電(一般的な家庭用電化製品),重電(発電機などの大型機器),半導体,コンピュータ・OA,OA機器販売,通信機器などに分けることができる。職種的にも,製品開発からSE(システムエンジニア)・顧客サービス向けエンジュア(カスタマーズエンジニア),営業・販売までさまざま。

●金融・保険業界

経済の根幹を支える基幹産業であり,不況にも強い。分野としては銀行,証券,保険,ノンバンクなどがある。仕事は事務,営業職がある。

●不動産業界

土地,建物の売買のほか,中古住宅の仲介,賃貸住宅,大規模土地開発などの分野がある。営業のほか,企画開発,設計技術などの職種がある。

●建設業界

人手不足が続く業界。分野としては,建設・土木事業,住宅,建材販売などに分けられる。建設・土木事業を中心に行っている企業では建築技術者,住宅や建材販売の企業では営業の中途採用が多いようだ。

●自動車業界

自動車業界は,メーカー,部品メーカーとディーラー(販売会社)に分けることができる。メーカーでは技術者,ディーラーでは営業職が採用の中心となっている。自動車市場自体は伸び悩んでいるが,メーカーや部品メーカーでは特にエレクトロニクス関連の人材が求められている。

●晴報サービス・通信業界

情報サービス分野では,SE,営業職などの職種がある。しかし,一時期よりも要求される能力水準が上がっているようだ。通信業界は,携帯電話などの市場が急テンポで拡大しているため,技術者と営業担当者の採用が盛ん。

●流通業界

慢性的な人材不足職種である販売職をはじめ,店舗管理,店舗開発,商品開発,店舗指導員などの職種がある。また,大手企業では海外進出も盛んで,海外経験のある人材を求める動きもある。

●物流業界

物流業界は大きく陸運,空輸,海運の3分野に分けることができる。陸運はドライバー,営業,SEなど。また空輸ではSEや海外経験のある人材を求めている。

(続く)

転職検討時のセルフチェック(2)

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失敗しないようにするには,転職を決意した原因を自分の反省材料にし,次の職場でその反省を生かすという方法しかないだろう。

そのために,まず自分自身をチェックすることから始めてみよう。

<人間関係チェック>

・上司がまったく信頼できない
・会社の人とうまくやっていけない
・異業種の友だちがいる
・私の上司は無能だ
・アフター5のつきあいが多い
・私は好き嫌いの激しい性格だ
・デスクの周囲に嫌いな人が少なくとも3人はいる
・社内に何でも相談できる上司がいる
・社内の人間関係がギスギスしている
・不平や不満を人に言えない
・よく飲み会に付き合わされる
・同僚と話が合わない
・社内に派閥があり仕事がやりにくい
・周囲の人のテンポが遅く感じる
・同僚とぱ性格的に合わない
・職場に気の合う同僚がいない
・人脈が広いとは言えない
・職場の雰囲気に溶け込めない
・なんでもズバズバ言う性格だ
・ひいきをする上司がいる
・同僚とは会社の悪口しか言わない
・周囲のテンポについてゆけない
・お酒を飲むと同僚や上司の悪口を言う
・社内でプライベートな付き合いが多すぎる
・社内より社外の人のほうが気が合う
・上司を尊敬できない
・ノルマが厳しい
・社内の雰囲気が暗いと思う
・実は上司を軽蔑している
・上司が私の価値観を認めてくれない

<会社チェック>

・将来を見越した経営が行われていない
・資金力が弱い
・平均年齢が高い
・社内の汚れが目立つ
・独自の開発に対する意欲がない
・環境問題などに対する取り組みに欠ける
・メセナ活動に対して理解がない
・組織に柔軟性がないと思う
・今、会社が何をしているのかよくわからない
・技術ノウハウの蓄積がない
・業界自体が不安定
・会社の経営方針が明確でない
・時短に積極的に取組んでぃない
・若い人の提案が受け入れられにくい
・会議が多い
・社員教育に力を入れていない
・年によって収益の変動が激しい
・社内はOA化が進んでいない
・女性の管理職がいない
・社長の顔を知らない
・トップの人間と仕事について話したことがない
・1日に3回以上の会議に出席している
・福利厚生施設が完備されていない
・人員整理の噂がある
・技術開発に対する投資が少ない
・組織の風通しが悪い
・利潤を追求することだけが目的のようだ
・利益が社員に還元されない
・売上が横バイか下降気味である
・出向が多い

(続く)

転職検討時のセルフチェック

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失敗しないようにするには,転職を決意した原因を自分の反省材料にし,次の職場でその反省を生かすという方法しかないだろう。

そのために,まず自分自身をチェックすることから始めてみよう。

このセルフチェックは,転職することを前提としているわけではなく,今の職場にはどんな不都合な点があるのか,どんな問題があるのかを明確にしていこうというもの。

結果を元に,職場やそれに対する自分の態度を改善し,なるべくなら転職をしないで解決してほしいのである。

しかし,どうしても辞めるしかない,という結論に達した場合には,よい転職先を探すときのチェックポイントとして利用してほしい。

自分と仕事,自分と会社,そしてまわりの人たちとの関係のはっきりした姿が見えてくるはずだ。

<仕事の内容をチェック>

・今の什事は自分に適した仕事ではない
・希望の仕事が社内にない
・責任のある仕事を任せてもらえない
・今の職種は自分の希望ではない
・残業が多すぎる
・いつも締切に追われている
・休日は疲れて一日中寝ている
・出張が多すぎる
・今の自分はオーバーワークだと思う
・午前中からアフター5のことばかり考えている
・仕事先は特定の業者に限られている
・仕事はアシスタントばかりだ
・今の仕事はレベルが高くてついてゆけない
・幅広い仕事をするチャンスがない
・自分に裁量権がない
・希望職種に回してもらえない
・本当は違う部署で仕事がしたかった
・自分の働く業界に関心が持てない
・月に一度は休日出勤をしている
・自分が休むと仕事が動かなくなると思う
・今の仕事に興味が持てない
・配属に関して会社が適性を重視していないと思う
・社内教育のシステムがない
・おもしろそうな仕事は全部他の人に回されてしまう
・時間外労働が多すぎて疲労が重なる
・神経を使う仕事が多く疲れる
・転勤が多い
・友だちの仕事が楽しそうに見える
・仕事が単調でっまらない
・限られた取引先しかなく変化がない
・責任のある仕事をやらせてもらえない
・月曜日の朝はなかなか起きれない
・自分の仕事は割に合わないと思う
・忙しく働くのは自分の本来の姿ではないと思う
・1週間の仕事スケジュールは自分では立てられない
・今の仕事は自分に向いていない
・会社にいることが苦痛だ
・仕事のために自分の時間を割きたくない
・仕事をさぼるための行きつけのお店がある
・会社の仕事とはまったく関係のないスクールに通っている

<給与・待遇チェック>

・時給が少ない
・給与の遅配がある
・同じ仕事をしているのに学歴、年齢によって給与に差がある
・キャリアに応じた給与アップの制度がない
・性別や雇用形態によって給与に差がある
・友だちと給与の話ができない
・賞与が他の会社に比べて低い
・先輩の給与が低い
・能力、技術がアップしているのに評価してもらえない
・同業他社より給与水準が低い
・給与は年功序列で決まる
・賞与の査定に一定の基準がない
・時間外勤務の申告時問が制限されている
・ボーナスの査定に不満だ
・時間外手当が出ない
・自分の給料は客観的に見ても低いと思う
・ぜいたくはしていないが生活が苦しい
・時間外労働時間の多い割に残業手当が少ない
・会社の経営が安定していない
・昇進が他社より遅い

(続く)

転職プランを練る

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転職はその動機から二つの種類に分けることができる。

一つはキャリアアップを図りたいと考える「積極型」,もう一つは何らかの理由で職場を移らなければならないという「消極型」である。

「積極型」であれば,たぶんその人はしっかりしたライフプラン(=転職プラン)を持っている人だから,何も心配ないだろう。

問題は「消極型」の人。とくに「今の会社は雰囲気がイヤ」とか「仕事が自分に合わない気がする」といった理由から転職を希望する人が一番心配である。

なぜなら,そうぃった人たちは自分がその職場で能力を発揮できないのは,会社や上司,同僚などが悪いせいであり,自分が今の仕事を好きになれないのは,その仕事自体との適性が合ってないと考えている場合が多いからだ。

一見,正当に思える理由だが,これには大きな落し穴がある。

例えば,人間関係は複数の人間がいて初めて成立するもの。

それが悪化するというのはお互いが同じだけ責任があるということを忘れている。

また,仕事が自分の適性に合っていないという人はもっと救われない。

なぜなら,どんな仕事でも打ち込めば同じように面白いということに気付いていないからだ。

逆に言えば,一つの仕事に打ち込んでみなければ,その面白さなどわからないのである。

洋服じやあるまいし,ちょっと袖を通しただけで合っているかどうかがわかるものではない。

こういう「消極型」転職の人は,次々と転職を繰り返すことが多く,結局はものにならない。

当然キャリアアップにはつながらないのである。

転職のもっとも悪いパターンだと言えるだろう。

しかし,「消極型」の人の転職が絶対に失敗するというわけではない。

ただ,失敗しないようにするには,転職を決意した原因を自分の反省材料にし,次の職場でその反省を生かすという方法しかないだろう。

そのために,まず自分自身をチェックすることから始めてみよう。

(続く)

管理職のキーポイントとキャリアアピールのカギ

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各分野ごとに企業が求めるキャリア,つまり企業に採用したいと思わせるキーポイントをあげてみた。

・管理職のキーポイント

管理職経験者の転職は,文字通り,その管理能力やマネジメント能力が転職成功のカギを握っている。

自分が関わってきたこれまでのプロジェクトなどをアピールすると同時に,それを振り返り,白己反省できるくらいの客観的な視点も要求される。

また,管理職というキャリアを企業が求める場合,ほとんどが新規事業への進出などといったプロジェクトのためといっていい。

そこでは,管理・マネジメント能力といったものを超えた,仕事に対する覇気のようなものが要求されるはずだ。

つまり,過去にやり遂げたキャリアに対する自信と未来に対する前向きな姿勢が求められているというわけである。

自分が希望する条件で転職できる,つまり転職に成功するには,これらのキャリアをどうアピールするかが問題になる。

また,今回の場合,同職種への転職を前提としたが,異業種への転職を希望する場合でも仕事内容が直接関わりを持たなくても,自分の仕事をどれだけ確実にこなし,伸ばしていったかは,確実に評価の対象とな
るだろう。

自分が現在、あるいは過去に行っている仕事こそが,転職にとっ重要な要素であることを,もう一度十分に確認しておいたほうがよいだろう。

(続く)